システムダイナミックス(SD)でモデル化

 システムダイナミックス( 以下SDと略記 )は、システム全体の動的な変化を概括的に(マクロに)とらえ、要素間の関連性を検討する手法です。種々の要因が相互に関連している複雑なシステムのシミュレーションや分析に有効なツールとされています。

ここでは、図1のようなモデルを作成しました。

 

ウイルス感染モデル
図1 ウイルス感染SDモデル

 

図1で、で囲われた文字はストックと呼ばれ、それぞれの人数を表します。▷◁ のついた2重線矢印は、ストックとストック間の遷移の方向を意味し、フローと呼ばれます。

[未感染者]は感染により→[未発症の感染者]に遷移し→時間が経過すると[発症者]→[隔離者]に順に遷移します。[隔離者]は治療により[治癒者]になるか、[死亡者]に変わります。仮定として、治癒者は免疫力を獲得し二度と感染しないとしました。このモデルでは、最初の段階で、国内には一人も感染者が存在せず、海外から感染者が侵入するとしました。

(受入能力)は、医療機関の患者受入能力です。このキャパシティを越えると、治癒率が低下し死亡率が高くなるとしました。

実際のモデルは、図1では記載を省略した「感染力」、「接触率」、「除染率」、「潜伏期間」、「治癒率」などのパラメータ設定、各ストックとフローの関係を設定しています。

 

(お断り)

シミュレーション結果は、ある対策を行った場合と行わなかった場合を比較するためのものです。予測モデルではありません。シミュレーションで得られた数値そのものや期日には意味がありません。比較のみが意味を持ちます。

 

【自粛と除染効果の検証】

 

【医療崩壊の防止】

 

【対策をすれば死者を減らせる】

 

【感染者の割合】

 

【参考】集団免疫